『広辞苑 第七版』のおまけ。三浦しをんは取材を存分に楽しんたのだろうというのが伝わってくる。
仕事ではリュウミンを使っていたりするのだけれど、秀英体も悪くないなと思った(横組だと雰囲気が変わるのだろうけれど)。パラパラめくった印象では、第七版の秀英体が前の版のままであるというのはうすうす気が付いていた。たまたまだけれど、私は学生時代にダンボールの型抜きの会社でアルバイトしていたことがあって、職人技はこの目で見ていたことがある(君はこの仕事に向いているとも言われたような)。
本がこうやってできている、というのを知るにはとてもいい本でした。