神保町まで出たのでついでに上野まで足を伸ばした。国立西洋美術館は混雑していたので、こちらも気になっていた円山応挙の作品を眺めてみることに。襖絵は畳の部屋の真ん中に座ってのんびり眺めてみたいというのは贅沢な話。立てかけた屏風を見たときに感じられる立体感はとても素敵。遠近法が取り入れられた結果、その立体感がますます強調されたということがよくわかる。
個人的には人物画よりも動物や風景を描いたもの、特に虎の姿が印象的だった。孔雀の描き方を比較してみると、応挙のすごさを少し理解できたような。飾り羽の感じがなんか違う気がする。
暑さにめげそうだったけど、それほどの混雑でもなくてそこそこのんびり。