休暇の記録:7日目

ロンドンに着いて2日目。今日はカンタベリーに出かけてみることにした。ケンブリッジで英語の勉強をしているとき、週末になるとあちこち出歩いていたのだけど(家にいるなんてありえないよ、という家に滞在していたせいもあるけれど)、カテドラルがある、いわゆるcityと呼ばれるところはあとはカンタベリーくらいだね、という課題に応えてみた感じ。

行きはセント・パンクラス駅からの高速列車で1時間あまりのルートを選んで、午前11時にカンタベリーに着いた。


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左が出発で右が到着。カンタベリー駅には架線がない。この電車、架空線方式と第三軌条方式のハイブリッドになっているようだ(説得力のある証拠写真を撮っておけばよかった)。

カンタベリーはイギリス最大の巡礼地だそうで、カンタベリー大聖堂が有名なところ。ウエスト・ゲート・タワーを抜けて到着した大聖堂の外観は改修のまっただ中だった。ちょっと残念。とはいえ、内部は壮観そのものなのだった。老若男女のさまざまなグループに加えて、今日はケニアから来ている人たちがいるという案内があったり。


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しばらくぼんやりしてから次に向かったのが、聖アウグスティヌス修道院跡というところ。6世紀に建てられた教会の跡だそうで、歴史的な理由で廃墟になってしまったとのこと。奥が深い。


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大聖堂を中心としてコンパクトにまとまっているところなのだけど、私が持参したガイドブックの地図がざっくりしていてしかも少し古いことと、雨が降り始めたこともあって、博物館を冷やかしつつも少し早めに撤退を決める。

カンタベリーにはイースト、ウエストの2つの駅がある。ウエスト駅で降りたので帰りはイースト駅に向かってみることにした。イースト駅からはローカル線でロンドン、ヴィクトリア駅まで2時間くらいかかる。城壁の跡などもあったのだけれど、ロンドン行きがタイミングよく到着したので慌てて飛び乗った。


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ぼんやり車窓を楽しんで、ラッシュアワーの地下鉄を乗り継いでホテルに戻ったらそれなりの時間。イギリスの鉄道旅行を楽しんだ一日なのだった。