ハプスブルク展、ゴシック写本の小宇宙/国立西洋美術館

連休中日に国立西洋美術館に出かけていた。なんとなく午前中に出かけて大正解。人出は多かったけれど、まぁ許容範囲の混み具合だった。

ハプスブルク展はキラキラ好きな人たちが財宝前に群がるというわかりやすい雰囲気だった。私はといえば、ハプスブルク家ゆかりの場所の雰囲気を思い出しながらのんびり鑑賞していた。マリー・アントワネットの肖像やクレオパトラ、ドレスの王女などに加えてレンブラントの作品などものんびりぼんやり眺められた。晩餐会の情景がとても興味深かったのだけれど、今回の展示の私的な一番はカルロ・ドルチの聖母子だった。


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そして、いつものように常設のお気に入りに会いにいく。いくつか掛け変わっていたけれど、それがわかるくらいには足を運んでいるということか。

今回は「ゴシック写本の小宇宙」というのが私的には盛り上がっていたかも知れない。「全部同じに見える」という感想が漏れ聞こえてきたけれど、確かにちょっとマニアックな展示かもしれない。私はほんの少しでも読めるようになりたいものだ。ラテン語に挑戦というのは、私には難しすぎる課題なわけだけど。まぁ、今の私には、美しい写本を愛でるだけで十分楽しい。会期が長いので、もう1回くらいは行けるといいのだけど。


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