『平家物語』

Eテレの「100分 de 名著」のアンコール放送を見て通読してみたくなり、河出書房の現代語訳で読んでみた。登場人物の数に翻弄されながらも、自分の記憶違いをあれこれ修正することになった。随所で歌舞伎を観ているような感覚になったりして、原本のもつ調子、リズム感が感じられる素敵な現代語訳になっていると思う。

物語にゆかりのある土地や自社仏閣をそれなりに歩いていたりするので、その雰囲気を思い出しながら読み進めていた。まだ足を運んでいないところも多く、私的行きたい場所リストが大幅に更新されることになった。

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