『街とその不確かな壁』

連休中に読んでいた。読み進めるにつれてその世界にのめり込んでいった感じ。イエロー・サブマリンの少年に共感するところが多い気もするが、主人公に自分的な部分をみつけてしまっていたり。私はいつもしくじってきたし、「習慣を自動的になぞって生きていく」ような孤独な中年男になっている気もする。犬と暮らし始めたことによって、少し違う世界を見られているようだが。その気になったら、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を読み直してみよう。

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