サンティアゴ: 旧市街散歩2日目

今日は昨日行かなかった国立美術館をのぞいてみようと開館直後に着くように行動を始めた。と、なんか携帯の電波受信状態がよくなかったようで、地下鉄の駅を降りても地図が開かず、むむむとなった。再起動したりなだめたりでようやく使えるようになった頃には美術館の前に着いていた。それなりに地図が頭に入ってきたようだ。

チリの国立美術館のコレクションに少し期待していたのだけど、なんか改装中らしくてほとんどの部屋が閉ざされたままで、ゆっくり眺められたのは現代アートだけだったような。まあ、現在のチリを確立するために苦労を積み重ねてきたのだな、というのはよくわかった。


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あらら、これだけかと気が抜けたが、気を取り直して国立自然博物館に行ってみることにした。地図を見ると、隣にはサンティアゴ鉄道博物館というのがあって、ついでにのぞいてみることにした。蒸気機関車や客車のコレクションはその手が好きな人にはとても楽しいのではないかと思う。と、屋外なので炎天下に晒され、私の方はギブアップ気味なのだった。さっと、でも展示されている機関車はひと通り見学して、自然史博物館に向かった。と、こちらは子ども向けの展示内容で、疲れが出始めていた私はささっと回っておしまいにした。チリはとても教育熱心なのだな、というのはよくわかった。


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さてどうしようと考えるのが面倒なほど気温が上昇したおり、アルマス広場まで戻ってはみたものの今日の散歩はおしまいにすることにした。広場と大統領府を取り囲むように長く行列ができていて、事故で急逝された前大統領のお悔やみの人たちなのか、気がついた。人気があったのだろう。と、私は邪魔にならないように少し急ぎ足でその場を後にしたのだった。