とりあえず水がほしいと思い，滞在中のサンツ駅周辺から散歩を始める。
今日は昼過ぎまでぼんやりして，ちょっと歩きに出ればいいかと考えていたのだけど，穏やかな午前中の雰囲気に包まれているうちの調子がよくなり，まいっかとそのままサグラダ・ファミリアまで足を伸ばす。
が，そこはやはり私。着いた時間から昼過ぎまで今日は入場制限だという。しかたがないので，近くのサン・パウ病院に向かうことに。素敵な病院。日曜日の礼拝の邪魔をしないように，しばし散策。裏手に最新の施設が作られているようだけど，昔の建物とのバランスがなんともいい感じ。
地図を見ていたら，ガウディの設計によるグエル公園まで歩けちゃう気がしたので，街の雰囲気に呑まれたまま公園方面をめざす。が，すぐになめていたことに気が付く。途中で看板を発見したものの，坂は険しいし，あっという間にどこを歩いているのかわからなくなる。尾道みたいな感じ。ぽかぽか陽気だし，なんとかなるだろうとさ迷うこと小一時間。ようやくたどり着いた。裏手から入ることになったんだけど，街を一望できる場所もあったし，サッカーの試合なんかもやっていたりして，とりあえず一安心。
この公園，日曜日だということもあるんだろうか，人多すぎ。ちょっとうんざりして，それでもそれなりにガウディの雰囲気を楽しんだところで撤退を決めた。気が付けば4時間以上歩きっぱなし。
お店が休みのところが多く，サンツ駅の売店でサンドイッチと水を買ってホテルに戻る。
いきなり歩きすぎでくたびれた。昼寝。
HolaもGrasiasもAgua, por favorもとりあえず通じているみたい。ペルーでの経験は無駄にはなっていないようだ。油断は禁物。
