『モンテレッジオ 小さな村の旅する本屋の物語』

J-Waveの番組で紹介されていて、ヘェ〜となったのでさっそく読んでみた。庶民が読める本が産まれた背景にイタリアの本の行商人が寄与していたのだそうで。私が知っているのはフィレンツェだけなのだけど、イタリアの底の深さがよくわかる素敵な本だった。

社会人になったとき、車に児童書の見本を満載して小中学校に本を売りに行くという経験をした。右も左もわからないくてあたふただったわけだが、見本を運んでくれた子供たちの素敵な笑顔は今でもよく覚えている。書店さんのセッティングのおかげで訪問販売をしたこともあった。いい思い出。初心忘れるべからず。

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