「Time Warp」と「謝肉祭」

Perfumeの新譜をさっそく聴いてみた。ど直球のポップソング。テクノポップに大きな影響を受けている私には、アレンジもとても素直に入ってくる。いい感じ。特にコレクターでもないくせに今回も特典付きで注文してしまった。仕舞い込んであるカセットデッキを出して聴いてみてもいいかも。

今回注文していたもう1枚は、シューマンの「謝肉祭」。村上春樹の『一人称単数』に出てきていて、そういえばきちんと聴いていないことがわかったからだ。選択肢はいろいろあったけれど、今回はヴィルヘルム・ケンプの演奏を選んでみた。部屋でぼんやりしているときにかけておくのによさげな雰囲気。子どもの頃、父親が購入したピアノ名曲集全10枚組みたいなLPを聴いてみたときには集中力が続かなくてすぐに飽きてしまったのだが、こんな感じの演奏だったらもっときちんと向き合っていたかもしれない。といっても、けっきょくピアノの音が好きなのはあのとき聴いたLPのおかげな気もする。


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