『妄想国語辞典』

J-Waveで取り上げられていて(最近そればかりな気もするが)、ちょっと読んでみた。笑ってみたり感心してみたり。「バンドのベース」(いい人のこと)、「おじさんの糖質制限」(本人以外はどうでもいいこと)というのが私的なヒットかも。「別件でトラブりまして」(体のいい言い訳)は実際に使ったことがある。この本ではブラック言語認定されているけれども、「なるはやで」(不確かな約束)というのはそれなりに頑張りますという意味合いで使っているような。例文の出来は私的にはもう一踏ん張りしてほしかった気もする。用例についてはやっぱり『新明解国語辞典』が横綱っぽい。

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