『フォン・ノイマンの哲学』

断片的な知識ばかりで、そういえばこの人の生涯に焦点をあててみたことがなかったな、という動機で読んでみた。「人間のフリをした悪魔」という副題はどうなんだろうと思っていたが、読み終わってみるとなるほどと納得してみたり。ノイマンが生まれ育ったブダペストの風景を思い出してていた。

科学好きな私だか、読み進めるに従っていろいろ考えさせられるエピソードがたくさんあった。私自身、悪魔に魅入られているのかもしれない。

さまざまな科学者が登場するこの本のなかで、個人的に気になるのはやっぱりアラン・チューリングだったりする。途中で投げ出している本が何冊もあるので、ちゃんと読まなければならないなと実感する。

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