メトロポリタン美術館展/国立新美術館

今日の後半戦は六本木に出かけた。チケットの時間指定をタイトにしてしまっていて、ちょっと慌てぎみとなった。といっても、六本木の姿はかなり変わっていて、余裕があれば寄ってみるかと思っていたお店の多くはなくなっていた。

メトロポリタン美術館に行ってみたのは何年前になるだろうか。休憩らしい休憩もとらずにまるまる一日かけて歩いてみるという無謀な計画で回ったので、消化不良のままになっている気がする。

というわけで、東京でメトロポリタンのコレクションを眺めるというのは楽しい時間となった。何点かは以前お目にかかりましたね、と思い出せたような。

著名な画家たちの作品を網羅的にゆっくり眺めるにはちょうどよい規模なのではないかと思った。クラーナハとかカラヴァッジョは素敵だったし、私が大好きなコローの作品は遠くからでも認識できた。

そして、やっぱりフェルメールの「信仰の寓意」の前でしばらく足を止めることに。今日は細かいところまで眺められたような気がする。

個人的には、シモン・ヴーエの「ギターを弾く女性」がとても好きだった。私もギターの練習をしなきゃ。

大貫妙子の「メトロポリタン美術館」を脳内再生しながらMETを再訪できる日が来ればうれしいものだ。

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