『巨匠とマルガリータ』『犬の心臓・運命の卵』

読書会の課題図書、ブルガーコフを読んでいた。『巨匠とマルガリータ』にあまりのめり込めなくて少し困った。ついていくのが精いっぱい。相性がよくないのか、集中力が欠如しているのか。このままではよくないと、短編を手に取ってみた。私にはこれくらいの分量から始めるくらいがよかったようだ。といっても、あんまり好きなタイプの話ではなかった。面白くは読んだのだけど。背景に流れる社会情勢を実感できると、見えてくる景色がずいぶん違うのだろうということはよくわかった気がする。

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