イースター島最終日。お土産を買う余裕がなかったので、ささっと買い物をして、近くのモアイを見に行こうと行動を始めたが、案の定お土産屋さんが開いていなくて無駄骨を折ることに。作戦変更で近所のモアイに会いに行くことにした。
◾️タハイ儀式村
島の中心街(というか、島のほとんどの人が暮らしていると思われる)ハンガ・ロアのほど近くにあるタハイ儀式村。アフ・バイ・ウリ、アフ・タハイ、アフ・コテリクの3つが並んでいる。夕日の撮影スポットだったり、だれでも気軽に来れるモアイスポットだ。ここで有名なのは目が入れられているアフ、コテリクだろうか。レプリカとはいえ、往時を偲ばせる姿はきちんと見てみたかった。すぐ近くに博物館があり、モアイに入れられていた目の本物があるそうなのだけど、時間のプレッシャーと暑さに負けて博物館行きは断念した。次の機会に行けばよい。
チェックアウトの時間を気にしつつも暑さに負けて木陰で休んでいると、わんこが近寄ってきて寄り添ってくれた。たぶんいいことがあると考えたのだろう。と、言うわりには私にもたかかってきたり、なださせてくれたり、とてもいい子で、たくさんのわんこがいる中で、もしうちに迎えるとすれば君だね、と思った。お礼できるものを持っていなくてごめん。
イースター島には犬、猫、鶏、牛、馬などがいるが、みんな人慣れしているのが印象的だ。ヒトは必要以上に動物を追い込まないし、動物も自らの居場所をきちゆとわきまえているように見える。私のような人間には楽園だ。
◾️サンティアゴへ
ピックアップの時間まで少しぼんやりしてから空港に行く。日本のパスポートは強いと聞くが、やたらと時間がかかる国の人に比べて、私の手続きはあっさり終わって気が抜けるくらいだった。
予定どおりサンティアゴに到着してオフィシャルのタクシーを頼んでそのままホテルに到着できた。今回は到着すると時差がある感じで、そこそこ遅めの時間となった。お水くらいは入手したおこうと考えていたが、あれよあれよとチェックイン。お腹が空いたので、バーのレストランに行くと閉店間際のタイミングだったにもかかわらず、グラスワインを見つけて頼むことに。ぱぱっと食べてささっと2杯飲んでようやくひと息ついたのだった。